お泊り保育

21日の金曜日から22日土曜日、長男はお泊り保育に出かけました。秩父で1泊、温泉にも入ってきたそうです。

ずいぶん前から、この「お泊り保育」のために、彼はいろいろとがんばっていました。一人で体や頭を洗って流せるようになり、300円分のお菓子を買うのに、どんな組み合わせで、いくらになるのか考えたり、いろんなものに記名をしたり・・・。とっても楽しみにして、当日を迎えました。
金曜日は朝から雨の中、出かけていきました。
次男は前日熱を出し、その日はもう下がっていたのですが、兄ちゃんがいないこともあり、保育園はお休みして1日家にいました。すると、兄ちゃんがいないことが気になるのか、何度も「にいにいは?」と聞いていました。

土曜日、次男は父さんとコンサートに出かけたので、昼過ぎ、三男とともに、池袋まで迎えに行きました。ひさびさの人ごみや都心に、なんだかわくわくするやら、隔世の感を感じるやら、なんだかなぁ、と思ってしまいました。しかも、10数年前は毎日通った池袋で迷ってしまったときには、ため息がでてしまいました。

お迎えは、西武池袋線の特急の出口。同じ電車に他の園の子どもも乗っているようで、そちらの保護者も集まっていて、結構な人だかりができていました。すると、その人だかりを見て、さらに勘違いをしたギャラリーが増え、芸能人か有名人を待っているかのようでした。何人か、制服を着た学生たちには、「有名人は来ませんよ」と教えてあげましたが、他のお母さんたちと、「ヨン様が来るって、とかウソ流しちゃおうか」などと笑っていました。
電車が到着し、子どもたちが降りてくると、ますます、手を振るやら携帯で写真を撮っているやら、有名人が降りてきたような雰囲気でした。

 帰りの電車の中では、長男は仲のいい女の子と一緒にずっと、キャンプファイヤーの際に覚えてきた歌を歌い続けていました。みなでファミレスへ行き、話を聞こうということになり、たくさんで押しかけると、子どもたちはお昼ご飯が少なかったようで、4時ごろだったのに、オムライスやうどんなどを頼んで、ぺろりと平らげていました。みな、疲れた様子も無く楽しそうにしていましたが、やはりだんだん疲れが出てきて、わがままになったり、ぐずったりしていました。
 雨だったので、川遊びはできなかったようですが、予定していたマスつかみや、スイカ割り、キャンプファイヤーを楽しんでいたようです。生き生きと話している子どもたちがいくらかたくましく見えたのは、きっと他のお母さん方も一緒だったと思います。

 この、お泊り保育、今年で終わりなのだそうです・・・。
理由は、園長にやる気がないから。
子どもたちがあんなに楽しそうにしていたのに・・・。残念でなりません。

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