『かごめかごめ』の「あ」

おとといの晩だったか、次男を寝かしつけていると、目をつむっていたのに、ふっと目を開け、
「ママ、『かごめかごめ』の「あ」と「あいうえお」の「あ」はいっしょだよね。」
と言い出した!
「ちょっと、待って。『かごめかごめ』の「あ」って何?」
突拍子も無い言葉に、どう返事をしていいのかわからず、聞きなおした。
「♪か〜ごめ、かごめ。か〜ごの な〜かの と〜り〜は。うしろのしょうめん だ〜れ♪って言うでしょ。そのときに、たとえば、おれの後ろに来た人が「あ」って言うの!」
と説明してくれた。
きっと、保育園で遊んだんだろう。で、ただ、「うしろのしょうめん だ〜れ」と言ったんじゃオニにはわからないから、「あ」と声を発して、ヒントにしたんだろうと想像がついた。
「うん。『かごめかごめ』の「あ」は、「あいうえお」の「あ」だね。」
と返事をすると、満足したのかまた黙って、そのうち眠ってしまった。

いま、次男はひらがなを、猛烈な勢いで覚え始めている。次男が産まれたとき、まだ4歳になっていなかった長男は、すでに自分の名前と、次男の名前を書くことが出来ていたから、それに比べると、かなり遅い。
でも、2月から始まった「シンケンジャー」の影響で、「火」「水」「木」「土」「天」の5文字を覚えた。さらに、カレンダーに同じ文字があったため、「日」「月」「金」も気になっている。

子どもの成長って、ホントにその子の個性だ。早くから覚える子もいれば、興味を持ち始めるのは遅いけれど、覚え始めたらすごいスピードで覚えてしまう子もいる。
覚え始めるのが早くても、覚えるスピードが速くても、「ウチの子、すごいかも?」なんて思ってしまう。でも、結局どこかの時点で帳尻があって、「ハタチすぎれば・・・」ってことになるんだろうな。

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