揚げ物
揚げ物は苦手。
何をどんな温度でどのくらいあげればよいのか、という基本的な知識が欠けている。
なにしろ、実家では父が糖尿病であるとわかってからというもの、油はほとんど使わない食生活を送ってきた。だから、メニューを考える際に頭の中に揚げ物が浮かぶこと自体少ない。
長男妊娠中・出産後も、怖くて揚げ物などしたことがなかった。から揚げが大好物である夫は、かなり不満に思っていたと思う。長男が大きくなり、やはりから揚げが好物になって、少し、揚げ物にも挑戦しようと言う気になった。でも、やはり次男出産後はしばらく控えていたと思う。
ところが・・・。ここのところ、揚げ物が多い。お弁当が続いたせいもある。そして、先日は、長男が芋ほり遠足のお土産のおイモ1個をてんぷらにした。すると、父さんは「これは、すあげでしょ。ころもたっぷりのてんぷらが食べたい」と言い出した。そっか。やっぱり手を抜いたうす衣じゃダメか・・・。そこで、昨日は「リベンジ!」おイモとかぼちゃ、エビとかき揚げを作るべく、奮闘を始めた。でもやっぱり、途中三男が泣き始めた。長男の時には絶対にしなかったことだけれど、抱っこしながら調理。それでも泣くので、最終手段!次男のときにもしなかった、台に足を置いて抱っこしながらおっぱいをあげ、しかも空いた手でかぼちゃを揚げるという離れ技をやってのけた。
母は強くなっていっているのか、ズボラになっていっているのか、答えは出したくない・・・・。