FMLのインストール・設定

入手とインストール

fmlのホームページよりソースをダウンロードする。
http://www.sapporo.iij.ad.jp/staff/fukachan/fml/menu.html

ダウンロードしたファイルは、
/usr/local/src/に保存をする。
以下の作業はrootで行う。

# cd /usr/local/src/

ダウンロードしたファイルを解凍する。
# tar -zxvf fml******** <-ダウンロードしたファイル名 以下の例では /usr/local/fml に実行ファイル /var/spool/ml の下に各 ML
のディレクトリ(例: elena MLは/var/spool/ml/elena)などを作ることにします。

注意: 以下の例では /usr/local/fml と /var/spool/ml のオーナーは
仮想ユーザ fml (後述)になります。意味がわからないなら、
とりあえず以下のような呪文を実行してから make install して下さい
例:
ユーザ fml とグループ fml を作る
# groupadd fml
# useradd -g fml fml

ディレクトリを作っておきます。
# mkdir /usr/local/fml /var/spool/ml
# chown fml /usr/local/fml /var/spool/ml
# chgrp fml /usr/local/fml /var/spool/ml

これでインストールの準備ができました。
ここからの作業は「fml」ユーザーで行います。
# su – fml
# cd /usr/local/src/fml*******
# ./makefml install

ここで、インストーラーから問い合わせがあります。
Personal Use or ML-Admin-Group-Shared or fmlserv you use?
Personal, Group, Fmlserv (personal/group/fmlserv) [personal]
通常使用ではそのまま「enter」を押して続けてください。

次いで、
ドメインネームなどの問い合わせがありますが、ドメインネームだけ気をつければ、
後はそのままでOK!
  ここで問い合わせられるドメインネームとは、メーリングリストの投稿アドレスとして使用される
 ドメインネームのことを指します、従って、some-ml@mydomain.or.jpの形で受信をするならば、
 ドメインネームを「mydomaim.or.jp」ですし、some-ml@mgate.mydomain.or.jpの形で受信をするならば
 ドメインネームを「mgate.mydomaim.or.jp」に設定してください。

最後に、
—install the Fml system to /usr/local/fml/ (y/n) [n]  <- 若干違うかも
と 問い合わせがありますので「y」と答えます。

以上で、インストール作業は終わりです。

いよいよメーリングリストの作成です。
ここでは「myfriend」というメーリングリストを作ります。

# cd /usr/local/fml/
# ./makefml newml myfriend

いろいろとメッセージがでてきますが、
#————-/etc/aliases example ends ——————-
と表示されれば初期生成は完了です。

aliases ファイルの設定
 myfrined@mydomail.or.jp宛のメールを、fmlが受け取るように設定する。
/var/spool/ml/myfrined/aliases ファイルに、/etc/aliasesに追加するためのサンプルが
書いてあります。
この内容を、/etc/aliasesに追加してください。
追加をしたら、
# newaliases
を実行してください。
これで、myfriend@mydomain.or.jp宛のメールがfmlに渡されるようになります。

後は、メーリングリストに参加者を追加するだけです。

# ./makefml adduser myfriend sample@sample.or.jp
 これでメーリングリストに追加されました。

送受信ができると思います。

メーリングリストの設定は、
# ./makefml config myfriend
でできます。

メールヘッダーの形式を変更するには、
[5]HEADER CONFIGURATIONS
を選択、
[1]SUBJECT_TAG_TYPE  <-Subject の設定を選択
例がでてきますので、[3]が比較的一般的ではないでしょうか?

このページで、「3」を押しても何も変化が起きませんが、
キーを押した時点で変更されているようですので、「0」でメニューから
抜ければ、設定は完了しています。

以上で、メーリングリストの設定は終了です。
詳細は、fmlのページでご確認ください。

—-ヘッダーを変更する———————
outlook Express等でfromアドレスが指定されていた場合、メーリングリストから送られてきたメールに返信すると元の送信者に送られてしまうことがあるようです。
そこで’From’と ‘reply-to’ を強制的にメーリングリストに書き換える必要があります。

各メーリングリストの設定ファイル[config.ph]に
&DEFINE_FIELD_FORCED(“reply-to”, “$MAIL_LIST”);

&DEFINE_FIELD_FORCED(“from”, “$MAIL_LIST”);

を追加することによって解消されます。
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