地震とストレス・・・
3.11の地震当日は、仕事場にいた。
東京タワーのさきっぽが曲がってしまったことに驚いた。
家族が車で迎えに来てくれたのだが、普段20分の道のりが3時間半かかった。
その日以来、毎日、緊急地震速報は流れている。
もうじき2歳になる四男は、「ジチン ドンドン」としゃべっている。
「地震、震度2。20秒後」をまねているのだろう。
そんな中、次男は卒園した。
地震の翌週だったのだが、かなりばたばたとした中で迎えてしまった。
でも、というより、だからこそ、泣けてきた。
長男がいたから、いやがることなく保育園に行き、2つ下に弟がいるために何かと
後回しになってきていたように思う。
その上、震災のため、謝恩会を延期、思い出遠足は中止・・・。
今、給食には牛乳が出ていないらしい。「牛乳、命!」の次男なのに・・・。
我が家でも、牛乳が手に入りにくいのは堪える。朝、出勤時間を遅らせ、
「お一人様1本ずつ」の牛乳を夫と買いに行く。
三男は、かなりストレスがたまっている。その矛先は四男に向かう・・・。
ただ四男が見ていたというだけで四男を突き飛ばしたり、たたいたり・・・。
長男も、先週は「頭が痛い」と言いだした。診察を受けると「ストレスね」とのこと。
でも、見かけでなく誰よりもストレスをためているのは夫かもしれない。
阪神・淡路の震災の時、ボランティアを長期で行い、「被災地」の現場をしっている。
ボランティアとしてでなくても、現地に行きたいと思っているはずだけれど、私たちが
いるために、自由になるお金と時間がない。
かといって、今時、情報は溢れんばかりに押し寄せる。
その上原発。
子供を守るために、かなり多くの情報を集め、消化しようとしている。
ストレスになるのは、仕方ない。
私?幸いにも、あまり「知りたがり屋」ではないし、倍になった仕事量と
まとわりついてくる子どもたちのおかげで、地震によるストレスはないハズ。
私くらいは、脳天気にしていないと。
Like a singing… Like a dancing…