答えはひとつ?

ちょっと前から、長男の算数のことで、気になっていることがある。
夏休みのドリルの答え合わせをしていた。そのページは「水のかさについて」。
問1はかっこを埋めなさいというもの。
?1リットル=( )デシリットル
?1リットル=( )ミリリットル
問2は水のかさを答えなさい。とあり、図が書いてある。
?1リットルの容器が3個。
?1リットルの容器2個と1デシリットルの容器3個
?100ミリリットルの容器5個
答えは、ちゃんと解答の本がついている。
問1はもちろん、?が10。?が1000。
問題は問2。解答の本には?3リットル。?2リットル3デシリットル。?500ミリリットル。
としか書いていない。
長男は?を5デシリットルと答えている。
さて・・・・。
もちろん、間違いではない。
問1で変換させる問題を解いているのだから、変換したことに無理はない。
でも、解答には答えが1つしかない。
ちょっと、納得がいかなかった・・・。

もう1つ。
これは、7月に授業参観があり、算数の授業を見せてもらったときのこと。
その時の課題は「距離と道のり」。
黒板には大きな地図が張ってあり、同じプリントを生徒たちは見ながら授業する。
地図には、Aさんの家。小学校。駅。図書館などがある。地図の下の方(南?)には川が流れている。
赤ん坊の授乳で遅れていったのだが、その間に大まかな説明はあったらしい。
先生:「じゃあ、Aさんの家と図書館の距離はどこかわかるかな?○さん、黒板の地図で指してみて。」
○さん:「これです」(直線距離を指し示す)
生徒達:「いいで〜す」
先生:「そうですね。じゃ、今度は道のりはどうなりますか?△くん、この棒でさしてみて」
△くん:「ここから、こういって・・・」と、彼は途中少しはずれた駅を通って行く道を指した。
生徒達:「ちがいま〜す」
先生:「うん。ちょっと違うね。わかる人」
結局、他の子が最短で行けるコースを示し、正解となった。

私自身、「距離と道のり」は同じように小学校では習った。
距離=直線距離。道のり=地図上の道の中で最短で行けるコース。だった。
でも、いつからか、「道のりだって距離じゃん」ということに気づいた。

それでいいのだろうか?図書館に行くのに、駅に寄っていったとしても、「道のり」だ。
授業参観のときも、ある男の子は、
「俺だったら、この川を通っていく。地図に無いとこに橋があるかもしれないし」と言い出した。
それを担任は、「あるかどうかわからないから、ダメ」と一蹴していた。
算数の時間には、「想像」は必要ないらしい。
「個性を伸ばす」とか、「想像性を豊かに」とか言う話は夢物語か・・・。
これから先、答えが一つではない物事にたくさん出会う。
たとえば、歴史・・・。どの方面から見るかによって、内容は大きく変わってくる。
それを学校はどう教えるのか。そして、私たち親がどう考えるか・・・。
頭の痛い問題だ・・・。