幸せな1日

10月終わりの土曜日のこと。
台風とともに、すさまじく忙しかったけれど、とってもHappyな1日だった。

この日、大雨と風の中、長男は学校で餅つき。次男と、三男は遠足!という予定だった。もちろん、餅つきは体育館で。遠足は保育園の中になった。もともと、近所の公園まで歩き、お弁当を食べて解散、というものだったが、保育園の中でちょっとゲームをし、お弁当を食べた。夫は三男のクラス、私は次男のクラスでゲームをし、お弁当は4人で次男のクラスで食べた。
まだ、「年少さん」にもならない子どもたちのこと。簡単なゲームもママと一緒で嬉しそうだった。
 そこで、Happyな時間を過ごした後、帰って大慌てで着替え、三男を夫の実家に預けて今度は田園調布の教会へ。(カトリックではなく、日本キリスト教団の教会です)中学1年のときからの親友の結婚式!!なんで、この日だけ台風なんだろう!?と思いながらも、思い出深い結婚式だった。
さっぱりとした性格の彼女に、とっても似合ったドレスとブーケ。式の間、次男がごちゃごちゃ言うのが気になったけど、式が終わって二人が礼拝堂を退堂していく姿に涙がでそうになった。親友3人の中で彼女が1番最後の結婚だった。
 そういえば、私の結婚式の後、私がブーケを彼女にあげたとき、彼女、泣いていた。「感動したの!」と言ってくれて、とっても嬉しかった。数ヶ月後、彼女は洗礼を受けた。直接関係があるわけではないけど、それもとっても嬉しかったことを覚えている。だから、田園調布教会へ行くのは2度目だ。

フワフワとHappyな気持ちは、大雨と風の中、次男を抱っこしながら5分の道のりを駅まで歩く間に冷静になった。

夫と次男は先に電車で帰り、もう一人の親友とお茶を飲み、話をした。彼女はとっても勉強家だし、行動派だし、ユニーク。世界中を仕事で飛び回っている。小柄で華奢ながら、とってもカッコイイ、キャリアウーマン。忙しいし、大変なのだろうけれど、それを全く感じさせずにいることが出来る人。彼女の部署では、いつも誰かを笑わせようと、みんなが身体をはっているらしい・・・。

彼女のご主人が車で迎えに来てくださり、彼女と別れた。あまりの寒さと大雨で、くじけそうになったけど、もう一つのイベント、大学時代の友人が出演している芝居を観にいった。彼もまた、自分の目標にまっすぐな人。芝居の案内をいただくたびに、「すごいな、」と思わされる。役者として舞台に立つのは今回が一応最後らしい。(残念)でも、本を書く方に専念するということだから、次回は彼の作品を観にこさせていただくことにしよう。

盛りだくさんの1日だったけれど、ずっとHappyな気持ちでいられた日だった。地下鉄を降りて地上にあがっていく階段の途中で、夢からさめたような、まだ、夢の中にいるような、不思議な感覚を味わった。現実に引き戻される、というマイナスの感情ではなく、夢を見ているようだけど、すべて同じ現実だったのだから、力をもらったんだ、というような感じ・・・。

あれから1ヶ月が経ち、「私もがんばろう」と張り切っていたのはどこにいったやら・・・。言うことを聞かないBoysたちに怒鳴っている自分に自己嫌悪・・・。
これを書いて、ちょっと思い出したから、また、少しがんばろう。