サッカー4級審判員の資格を取った。


 息子のサッカークラブで誘われて、4級審判員の講習会に参加してきた。
一日講習会で、午前中はルールブックとビデオを見ながら座講をする。

 その昔にサッカーをやっていたことはあったけど、ルールに精通していたわけではなく、講師の話のうち、7割ぐらいしか理解できない。

 サッカー用語もわからないことが多い。恥ずかしい話「タッチライン」すらその言葉を知らなかった。タッチラインとは、コートの長辺側の白線のこと。
 オフサイドについては、ビデオを見ながらわかりやすく解説があったので、頭ではよく理解できた。但し実践となると難しい。

「オフサイドポジションにいても、積極的にプレーに関わらなければオフサイドにならない。」
どこまでが積極的かどうか、それをどのタイミングで判断するか。非常に難しい。

 午後は審判の身振りについての講義。フラッグを持って、上げ方、持ち方などの講義を受ける。
45度上に上げるのは、結構難しいらしい。ボーイスカウトで手旗を振っていたので、難なくこなせるが、旗だけ45度だったり、手は正しいのに旗が後ろに倒れたりと、苦労している人がいた。

ライン上にボールを置いて、ボールを見ている位置(審判の立ち位置)によってインなのかアウトなのかがわからないという状況も確認。

 ラインを超えていないとアウトにならないので、ラインに少しでも被っていればインなのです。
これも非常に難しい。実践ではボールは静止していないので、ぎりぎりのプレーをされると難しい判定を迫られてしまう。

 午前9時から、午後3時過ぎまでしっかりと講習を受け、いよいよテスト。
25問出題され、70点以上が合格。まぁ何とかなるだろうとタカをくくっていたら、その問題の難しいこと。講習で出てきていない内容が出題されたり、設問の趣旨がわからないものがあったりと、車の免許試験より難しかった。

 採点は隣同士で答案を交代して採点。幸い2問間違えただけで92点だったので合格でしたが、久しぶりに緊張したテストだった。

 聞いてなかったのですが、クラブには審判員が一人しかいなくて、今回私を含めて4名の保護者が審判員になったので、審判部を創設し部活を行うとのこと。
「息子たちがサッカーの練習をしている脇で、走り込みでもしますか」と冗談とも本気ともわからぬ会話をして解散しました。

 審判ユニフォームも必要なようです。いや、他にも腕時計2個だの、メガネはスポーツタイプだの、ブランドものホイッスルなど、必要な装備が色々あるようです。ホイッスルはボーイスカウトので良いですかとは、とても聞けませんでした。

これって、趣味が一つ増えたと言うことでしょうか?