次男、入院!!
「アタマジラミ」の収束の際、保育園から、医者のお墨付きをもらってくるように言われていた。
証明書のようなものがあるわけではないが、医者からOKがでないと、タオルの洗濯が続いてしまう・・・。
ということで、3人とも診ていただくために、家族みんなで小児科を訪れた。「病気」でもないのに、時間を割いていただくのはもうしわけなかったけれど、3人とも診ていただき、Okをいただいた。
で、ついでに、「おたふくかぜ」をしていない、父さん、長男、三男の予防接種の予約をして帰ってきた。
その、予防接種を週明けに控えた日曜日、旗の台の教会に行った後、夫の実家にお邪魔して、ひとしきり遊んで帰ろうとすると、次男が眠そうにしている。しかも、顔がむくんでいた。父さんは何か、用事があってこられなかったので、途中に寝られてしまうと大変なので、急ぎ、家に帰った。
ところが、夕食のころ、やはりボーっとしているので、熱を測ると、38度ある!!で、やはり、耳の下あたりが腫れている。
翌朝、次男だけ連れて小児科を受診。でも、原因はわからない。とのことだった。そこから、ずっと食事ものどを通らず、首を押さえてあげないと、寝返りを打つことすらできず、熱も、39度前後のまま、下がらず・・・。そんな状態で2日が経ち、また、小児科を受診すると、それまでわからなかった、発疹が全身に見られた。すると、「すぐに、昭和医大に行ってください」とのこと。
初診が受け付けてもらえる11時までに、後30分。大慌てで、父さんと3人、小児科に行った。
尿検査・血液検査をし、点滴もすることになった。
次男は、初めて血を採られ、針からチューブがつながっている状態に、パニックを起こし、1時間くらい大泣きし、チューブをはずそうと大暴れをし、挙句に抱っこしていた私に噛みつこうとした・・・。ようやく落ち着いたころ、結果が出て、即入院が決定した。
病名は「川崎病」。血管に炎症が起こる原因不明の病気で、ほっておくと、心臓の血管にコブができてしまい、狭心症や、心筋梗塞などを起こしやすくしてしまうらしい。
症状は
1.高熱が5日以上続く
2.耳の下のリンパ腺が腫れる
3.手足が赤くなり、硬くなる。
4.目が充血する
5.舌・唇が赤くなる
6.全身に発疹がでる。
というもののうち5つ以上あてはまれば、川崎病と診断される。
付き添いをしてもしなくても良いとのことだったが、パニックを起こしたこと、一人きりでのお泊りはしたことがなかったこと、などを考え、しばらくは付き添うことにした。
そこから、親会議。私は翌日、産婦人科の検診を控え、夫は、急ぎの仕事を抱えていた。三男は保育園だから休みはどうとでもなるものの、長男は学校がある。
誰が、いつ、どこにいたらよいのかを検討し、戸越の家、旗の台の夫の実家、奥沢の私の実家、病院の4箇所で、考えなければならなかった。それは、「家庭内人事」といった感じだった。
家族全員で、人事異動を続け、入院生活をのりきったのだけれど、長くなったので、その、詳しい話はまた、今度。