経済的貧しさは、性格に影響してしまうという話し

経済的貧しさは、その後の人生に大きな禍根を残す可能性がある。

「安い方を選ぶことで選択肢を狭めてしまうことが気になってしまうというマンガに様々な共感の声」というTwitterのまとめ

https://togetter.com/li/2086146

共感することが多く、選択の幅を狭めてしまったことで、その存在すら気がつかない世界感が形成されていってしまう。

高価なもの=良いもの、というわけではないだろうが、比較的に高価なものは良いものであることの方が多いと思う。それはほんの数十円の違いでも体感できる実感だと思う。

ボールペンや鉛筆などの筆記用具はその差が顕著に見られるし、それによって学習能力に差がつくと思われる。

それは「価格」で判断しているのではなく、製品そのものの良さによって判断しているに過ぎない。

製品が良いということは、それなりの製造コストがかけられていて、適正な価格が設定されていると考えるのが一般的だと考えれば、「安いもの」を選択するのは、製品の良さを犠牲にしている品物を選択していることになる。

他人が作っている作品や製品、または料理などを見ながら、同じようなことをしようとしても、どうしても同じように出来ないことがあって、色々と工夫したり、努力したりしてもどうしても出来ないことがある。結局、使っている品物の製品差が、工夫や努力で乗り越えられないことに気がつき、絶望することがある。

人間の能力ではなくて、製品の能力=価格の差がその違いを生んでいることに気がつくと、安物買いの銭失いという言葉が身にしみて感じるようになる。

ドケチな正確じゃなくて、精神的に病んでしまった女性の話。

「インスタにネイル写真をアップしたら最強にめんどくさいことになった」

ちょっと長い話しですが、その深刻さがジワジワと伝わってくる。

https://togetter.com/li/1971403

選択の幅を狭めてしまうと、ものの価値感を養われるチャンスがとても少なくなってしまい、結果的に、価値のないものを高い価格で買ってしまうことにもつながっていってしまう。

実家の太さとか、文化的資本とかいわれる部分は、本当に個人ではどうしようもできない現実であるが、それをある程度補うことが出来るのは、本じゃないかと思っている。

とにかく大量の本を読む・見る・手に取ることによって、現実的経済的貧困をカバーできる部分があると思う。

しかし、現実は、その本にアクセスする手段も限られてしまい、負のスパイラルに陥ってしまっているのだと思う。