8mmフィルムをDVD化した。
富士フイルムのサービスを使って、実家に放置されていた8mmフィルムをDVD化しました。
https://fujifilmmall.jp/conversion/dvd_8mm/
合計で約80分の8mmフィルムでした。
8mmフィルムを見ることは今ではとても難しくなっています。
50年前の映像は、親の若い頃、そして自分の記憶にない頃の自分に出会う、人によってはとても楽しみな映像が見られるという期待が膨らむものだと思います。
しかし、私にとっては期待が膨らむというよりも、胸が苦しくなるような、見ない方が良いのではないかと逡巡しました。
DVDになって手元に戻って来て、さっそく見ました。
やっぱり、胸が苦しくなりました。
そこに映し出されるのは、楽しげな映像です。
とうぜん私には記憶がありません。
私の記憶は、親から叩かれ、殴られ、叱られ、物心ついた頃にはいつも死にたいと思っている自分です。
いつから、叩き、殴り、叱り続けるようになったのだろうか。
ほかの家の子どもに産まれたら良かったのにと、いつも思っていました。
やっぱり、この映像を見て、素直に喜べないし楽しくありませんでした。
サムネイルの写真を見ても胸が苦しくなります。
せっかくなので、自由にご覧下さい。
それにしても、いつも赤い服を着せられ、髪にリボンを付けられ、どういう感性だったのだろうか。
サバイバーは、過去と向き合うには相当なエネルギーとメンタリティーを必要とします。