対照的な運動会
保育園の運動会と、小学校の運動会に参加しました。
保育園の運動会は、小学校の校庭をお借りして土曜日行いました。
学校の門は完全に閉め切り、部外者が入りにくいように門にパトロールの人を立たせ、安全を考慮していますとアピールしています。
また、毎年、年齢の低い子ども達の競技などでは、一人一人の名前をマイクで読み上げながら、みんなで「○○ちゃん、がんばれー!」と応援していたのですが、「個人情報保護のため読み上げません」と、今年は名前を読み上げることがありませんでした。他人の子どもは、やはり他人の子どもで、今ひとつ応援に力が入りません。
場所は変わって小学校の運動会。
こちらは、「地域参加型運動会」と銘打っているだけあって、完全開放型です。
小学生はもちろん、地域の大人達も含めて混沌とした雰囲気の中、大きな盛り上がりを見せていました。
特におもしろかったのは、地域の「踊りの会」のおばちゃん達を先頭に、みんなで品川音頭を踊ったり、町内会対抗のリレーがあり、各町内会の名前の入ったゼッケンを付けて行うリレーは、それこそ大人達も興奮して応援していました。
自分の町内の子どもが走っていたら、そりゃ知らない子でも応援に気合いが入るって。
街ぐるみで子ども達を守り、育てようという空気が伝わってきます。
品川区では、小学校から学校選択制を取っています。各学校は、魅力ある学校を作り、子ども達を集めなくてはなりません。その一環としてこのような地域開放型を選択されたのかもしれませんが、未就学児の父親としては、この小学校の運動会は、とても魅力的に感じました。