いとこ、はとこ、みいとこ
うちの息子たちには、「みいとこ」と知り合うチャンスに恵まれている。
小さい頃、「はとこ」たちと仲良くしていて、親戚の冠婚葬祭(ほとんどの場合は葬儀)では、仲良く遊んでいた。
母たちは「いとこ」同士なのだが、ここの世代がとても仲がよかったので、子ども世代の「はとこ」たちもそれなりに交流があるのだと思う。
「はとこ」たちと頻繁に会っていたのが10歳未満の時、その後思春期はまるっきり会うこともなく、大人になってから、再び交流が始まった。
そのため、小さいときの思い出話で花が咲き、自然と交流が始まった。
母方や父方など、それぞれの家系があるので、名字がまちまちになり、一回聞いただけでは、誰がどこの親戚なのかは、よくわからない。
会うたびに家系図を書き、誰それが誰それの兄弟で、その息子で、その子どもです。などとワイワイとにぎやかに過ごす。
「はとこ」たちも、家庭を持ちはじめ、子どもがいる家庭もある。
となると、「はとこ」の子ども同士は、なんて呼ぶのだろうという話題で、盛り上がった。
今時は携帯で調べればたいていのことが判る。
で、調べたところ、「みいとこ(三従兄弟)」と言うのだそうだ。
さらに、その子どもたち同士は「よいとこ(四従兄弟)」さらに「ごいとこ(五従兄弟)」と続くそうである。
私の「みいとこ」に当たる人は誰なんだと母に聞いてみたところ、「そもそも「みいとこ」の関係に当たる親戚は誰なんだ」ということで、結構悩んでいて、考えあぐねたすえ、親戚筋は判ったが、同世代の縁者は存在しないとのこと。
「みいとこ」という言葉も初めて聞いたが、「みいとこ」が出会い、仲良く遊び、交流が始まるという事は、結構すごいことなのかもしれない。
残念ながら、私が「はとこ」の娘に会っただけで、「みいとこ」同士の対面は果たされていないのだが、今夏、その対面が実現する予定である。
今夏は葬儀ではなく「宴席」の予定なので、「みいとこ」の交流も宴席の一つに加えたいと考えている。