おつきさまこんばんは

次男が言葉を覚え始めたころ、よく耳鼻科に通っていました。その耳鼻科の待合室においてあった本の中に、この絵本がありました。彼は、耳鼻科に行くとまずその本を選び出し、順番が来るまで何度も読み返し、診察が終わって、処方箋をもらうまでの間も、また、その本を取り出していました。他の子がその本を持っていってしまったりすると、大泣きしていました。
彼が初めて覚えた挨拶は、その本の影響で「こんばんは」でした。朝でも昼でも「わーわーわ」(こんばんは)とお辞儀をしていました。

とっても短くシンプルな内容なのですが、出てきたおつきさまが途中、隠れてしまったり、にこやかにまた出てきたり、ドラマチックに思えていたのかもしれません。
その後、しばらくその本から離れていたのですが、先日、生協でその本を扱っていたので、思わず購入してしまいました。
久しぶりに改めて読むと、次男は読んでいる私の顔を見つめながら、くもがおつきさまを隠しそうになるときに困った顔をしたり、でてきたおつきさまのように笑顔で読んだりするのを、楽しそうにマネをしていました。

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