論理的か。

息子小学3年生。

授業参観に行ったり、宿題の内容を見ていると、違和感があることが良くある。

算数なのに、論理的ではない設問と回答だったり、

国語なのに、算数的な内容だったりと、今ひとつ腑に落ちない学習が行われている。

息子と話していても、的を射ない話が出てくることがある。

もしや自分が間違っているのかと思い、妻に聞いて見るも、妻も違和感を覚えていた。

この状態だと、知識も中途半端になりそうだし、学力もいまいち付かないような気になってくる。

そこで親たちはこぞって塾へと流れるのだろう。

それもどうかとも思う。

そこで本屋で立ち読みしつつ、

13歳からの論理ノート

13歳からの勉強ノート

論文の教室―レポートから卒論まで

を買ってきて読んでみた。

今までもいろいろと読んでいるのだが、この3つは殊の外おもしろい。

論理的とはどういう事かが丁寧にかつわかりやすく書いてある。

そして、何が論理的でないのかも丁寧に書かれている。

この、論理的でないことを説明してあることがとても重要だ。

一見論理的に見える事柄も、ごまかされているだけの事が結構多い。

論理的に見せかけることではなく、正しい論理を身につけるために、偽論理を見分けるちからを付けるには、最良かもしれない。

学校でも塾でもなく、親自身の生き方が、子どもの教育には一番大事だと再認識した。